S9お疲れ様でした、いけちゃんです。
今期はS3ぶりにレート2000を達成することができたので、記念に記事を残そうと思います。最後まで見ていただけると幸いです。
結果
TN いけちゃん
最高最終レート2005 最終順位331位
コンセプト
・おとなしく上位の構築を真似る
・すべての確率を受け入れる(精神論)
構築経緯
サイクル構築を使いたかったが、前期上位に多かったドヒドディンルーは使いこなせないと思った。そこで使い方がわかりやすいHBヘイラッシャ+HDドオーの天然2体の並びを試したところ、思ったよりも使いやすくどんな構築にも5分~微不利ぐらいに戦えたので軸に決めた。
ラッシャドオーはドヒドディンルー同様ディンルーやテツノツツミ、パオジアンの零度がきつかった。補完枠として上位のポケモンを変に改悪したり他のポケモンを探すより完成度の高い構築から真似る方が確実に強いため、前期最終4位りょんさんの補完枠である、カタスト再生草テラスパオジアンとHDサーフゴー、眼鏡テツノツツミを、持ち物とテラスタルを変えつつそのまま採用した。
最後に、ラッシャドオーで対応しにくいゴリランダーやヘイラッシャ、ガチグマあたりを誤魔化せるHBゴツメカイリューを採用した。
個体解説
ヘイラッシャ@たべのこし フェアリーテラス
じわれ/ゆきなだれ/じしん/まもる
257(252)-120-180(232+)-x-86(4)-58(20)
ミラー意識で申し訳程度のS振り、端数のD、残りHB
技構成が少し歪。体力管理のためのまもるは確定。草と電気テラスパオジアンや飛行タイプ意識でゆきなだれと地震を採用。試行回数をそれなりに稼ぐことができ、当てたら最強のじわれを採用。確実に削りを入れたい場面と地震連打では倒しきれない場面の両方が多くあったのでじしんとじわれ両採用はそれなりに使いやすかった。1サイクル目でじしんとゆきなだれを見せると、浮いているポケモンがテラス切ってくれることが多かったので、この技構成は全然ありだと思う。
当てられた分当てたし、当てた分当てられた。1発で当てた試合もあるが、8回全部外した試合もあり、確率的には妥当だと感じる。
パオジアンの零度を拒否することが難しかったが、ヘイラッシャを使ってて零度に文句を言うのは違うので、当てられたから運負けとかそういう感情は全くなかった。
あらゆるところから崩されるし、ウーラオスに強い顔して平気で負けるためこの環境で使うべきじゃなかったと改めて思う。最終盤は毎試合きついきつい言いながら択合わせてTODしてた。
ドオー@くろいヘドロ 水テラス
じしん/どくどく/じこさいせい/まもる
237(252)-95-81(4)-x-167(252+)-40
数値が足りないのでHDぶっぱ、あまりB
ステロやどくびしが欲しい場面もあったが、まもるのおかげで体力管理や釣り交換のケア、毒ダメ稼ぎなどができて安定感が段違いだった。
サイコショックや水テラバのハバタクカミが稀にいたものの、ハバタクカミにはかなり安定していた。メガネサーフゴーがきついが、環境的にもサーフゴー側が耐久にある程度回しているケースが多く特化が少なかった(ように思う)のとまもるのおかげできついきつい言いながら何とかなってた。
対戦を重ねるに連れてヘイラッシャはあんまり信用しなくなっていったが、ドオーはめちゃくちゃ信用できたし、来期も使いたいぐらい愛着が湧いた。
パオジアン@ラムの実 草テラス
つららおとし/カタストロフィ/テラバースト/じこさいせい
183(220)-176(156+)-114(108)-x-86(4)-158(20)
丸パクリ補完枠その1
ディンルー展開に恐ろしいほど強くて感動した。
襷で行動保障のないパオジアンは使うまで不安だったが、ミラーやハバタクカミに対しての引き先と合わせることで選出しやすく大活躍だった。
ラッシャドオーできつい水ロトムに強いのもめちゃくちゃよかった。
サーフゴー@おんみつマント ひこうテラス
191(228)-x-116(4)-157(28)-155(236+)-106(12)
丸パクリ補完枠その2
このポケモンのおかげでブーストエナジーのテツノツツミには負けるがことなかった。ただメガネハイドロポンプが受からないので、裏と合わせてドロポンとフリドラの一貫を切る必要があるが、ヘイラッシャがメガネドロポンめっちゃ入るし倒すのに時間がかかりすぎるため、ヘイラッシャと合わすなら別のポケモンを模索するべきだった。
テツノツツミ以外にも中火力の特殊アタッカーに対しても引き先になれたり、テラスタル込みでヒードランのマグストのpp枯らしてTODなんかもできて強かった。
持ち物はガチグマのゴースト技が標準搭載されるようになってきたことと、たまに当たるキョジオーンに即負けしないようにおんみつマントに変更した。
マントとHDのおかげでイーユイに毒入れた状態で、このポケモンでテラスして再生連打で削るみたいな強引な処理ができたのも偉かった。
テツノツツミ@こだわりメガネ 水テラス
ハイドロポンプ/フリーズドライ/クイックターン/れいとうビーム
131-90-135(4)-176(252)-80-206(252+)
丸パクリ補完枠その3
零度の一貫切りというよりは無理寄りな相手を破壊するために選出していた。テラスタイプは火力特化の水テラス。初手からテラスドロポンで数的有利を取ってラッシャドオーでTODする動きが強力だった。ラッシャドオーがドヒドディンルーより対応範囲が狭いため、こいつで誤魔化さないといけない試合も多かった。ドロポン押すときは目の前のポケモンを倒したいときなので、外しが負けに直結したが構築がいまいちなので仕方がない。運負けとは1回も思わなかった。
電気テラスパオジアンに対してヘイラッシャがフェアリーテラスを切った次のターンはつららおとしが飛んでくるため、そのターンにツツミに引くことでヘイラッシャの体力を温存しながら縛りに行くことができて強力だった。この動きに気づいてから電気テラスパオジアンへの勝率が一気にあがった。
カイリュー@ゴツゴツメット フェアリーテラス
ほのおのうず/エアスラッシュ/アンコール/はねやすめ
197(244)-x-160(244+)-120-120-103(20)
ゴリランダーやヘイラッシャ、ガチグマあたりを誤魔化す枠で採用。
ヘイラッシャに強くするため渦・アンコ・羽までは確定とし残り1枠はウーラオスに通るエアスラッシュを採用した。物理アタッカーに固まりすぎている構築にはヘイラッシャと合わせて選出した。
選出
+@1
感想
今期はポケモン頑張ると決めていたので、数シーズンぶりにレート2000を達成できて非常に嬉しかったです。
命中不安技が多かったことと、追加効果を引きやすかったため、所謂下振れによる負けもそれなりにありましたが、その都度試合内容を振り返る習慣ができたのはよかったです。
軸の2体もそこまで安定しているわけではなかったのと、補完枠はほぼ上位記事から真似ているので、次回からは安定していて強い構築を少しずつ自分で考えられるようになりたいです。
来期以降も頑張りたいと思います。ここまで閲覧くださった方、ありがとうございました。